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氷と雪の世界へ飛び込もう!死ぬまでに行きたい黒竜江省ハルビンの氷祭り

皆さんこんにちは!ネコクマです。 私は、中国駐在員として某総合商社で働く傍ら、休日はソニーのa7r3を片手に中国の様々な都市をめぐっています。Seemyでは日本ではあまり知られていない中国の魅力を伝えていければと思います。

令和元年もあっという間に年末ですね。寒さも本格的になってきて、地域によっては雪も降り始めたかもしれません。

雪といえば皆さん札幌の雪まつりを思い出される方もいいかもしれませんが、実は中国にもとても有名な雪まつりがあるんです!

中国の最北端にある黒竜江省ハルビン市では、毎年「ハルビン氷祭り」が開催され、世界中からたくさんの観光客が集まります。この「ハルビン氷祭り」は、さっぽろ雪まつり、カナダのケベックウィンターカーニバルと並んで世界三大雪祭りと呼ばれています。今年も2019年12月23日-2020年2月28日で開催されるので、今回はハルビン市と氷祭りをご紹介します!

ハルビンへの道のり

ハルビン市のある黒竜江省は中国の最北端にあり、ロシアと国境を接しています。ハルビン市は地域柄ロシアとの貿易も盛んで、市内の建築物はロシア建築の影響を受けたものも多く、本格的なロシア料理店も豊富にあります。

北京からは高速鉄道でも6時間強かかるので、いずれにせよ飛行機でのアクセスが一般的です。氷祭りの時期は飛行機も高速鉄道も人気が高まり、チケットの高騰や売り切れる場合があるので事前に購入しておきましょう。

ハルビン太平国際空港は国内線はもちろん、日本からの直行便(東京、名古屋、大阪)もあります。空港から市内までは地下鉄やリムジンバスが通っているので、市内までの移動は難しくありません。もし高速鉄道でハルビンに向かわれる際には前回の筆者のコラム「蘇州編」に高速鉄道の詳しい乗り方を紹介しているので是非参照してください。

ハルビン・氷祭りの歴史

先ほども簡単に述べましたが、ハルビン市は清朝末期にロシア帝国が中国の東北部に鉄道を敷設しようとしたのをきっかけにロシア人の流入が進み、ロシア文化の影響を多分に受けることとなりました。そして中華民国・満州国と時代を経ても、ロシアへの玄関口として発展を続けてきました。

ハルビンは中国の最北端に位置するため、冬の気候は非常に厳しく、1-2月は平均最低気温が-20~30度と異次元の寒さです。氷祭りの時期は日中の最高気温でも-10度程度なので訪問する際には防寒対策をしっかり行いましょう。

筆者が訪問したのは1月末で、最低気温は-15度と比較的過ごしやすかったです。体中にカイロ貼っていきましたが。。。

そんな極寒のハルビンで開催される氷祭りは1985年に始まり、毎年多くの観光客を集めています。会場には近くの凍った松花江と呼ばれる川から運び込まれた氷が高く積まれて、様々な建造物が作られています。

氷の中にはイルミネーションの電球が設置されており、夜になると非常に幻想的な雰囲気に包まれます。チケットは毎年300元前後で販売されており、市内の観光案内所やホテルの受付などでも購入可能です(後ほどご紹介するホテルでも購入可能)。

会場はとても広く、基本的には歩いて回るのですが、夜になると気温は-30度近くまで落ちるので確実に寒さに耐えきれなくなります。その時は会場内にあるパビリオンや飲食店に入り、あったかいドリンクも販売しているので休憩しましょう。

凍り付いた体にあったかいココアは涙が出るほどしみます。ハルビンはソーセージも有名なので売店で買ってみましょう。

会場内には氷で作られた滑り台もたくさん設置されているので、童心に帰って存分に楽しんでみましょう!特設会場ではダンスや歌の公演なども開催されており、来場者全員で踊るダンスは何とも言えない一体感を味わえます!

ハルビンのその他観光スポット

ハルビンの氷祭りはなんといっても夜のイルミネーションがメインなので、ここでは日中に楽しめるハルビン市の観光スポットをご紹介していきます。

①中央大街
②聖ソフィア大聖堂

まずはハルビン市ど真ん中にある「中央大街」ですが、ここはなんといってもロシアの雰囲気が溢れるメイン通りです。ロシア建築の美しさから「東方のパリ」とも称されるほどで、中央にある石畳と左右にある美しい建築はとても異国情緒にあふれ一瞬中国にいることを忘れてしまうほどです。

この通りは歩行者天国になっており、ゆっくりと散歩しながら有名はハルビンソーセージやアイスクリーム、ハルビンビールと餃子などのグルメに舌鼓を打ちましょう!

続いてご紹介するのは「中央大街」からもあるいていける場所にある「聖ソフィア大聖堂」です。ここは前述のロシア人がたくさん流入してきた時代に軍用教会として建設されたロシア正教の教会であり、現在は教会としては使用されておらず、当時の写真や絵画などを展示する観光名所となっております。中国にいながらロシアにいる気分になれるなんて一石二鳥ですね!

周辺のおすすめホテルとレストラン

毎回コラムでもお伝えしていますが、中国ではすべてのホテルに外国人が宿泊できるわけではありません。今回も筆者が実際に宿泊したおすすめのホテルをご紹介します。

Huate Hotel Harbin (哈尔滨华特酒店)

このホテルは上記の「中央大街」から徒歩圏内である上に、なんとホテルの一階にある旅行代理店で氷祭りのチケットも買えます。筆者もここでチケット(チケット:300元+送迎:20元)を購入しました。旅行代理店にはチケット購入後、会場に向かう車の時間を教えてもらえるので、それまでの時間はたっぷり「中央大街」を楽しみましょう!

ハルビンのグルメといえば、ロシア料理と餃子+ハルビンビールですが、筆者が実際に訪れて気に入ったお店を紹介します!

塔道斯西餐厅

まずは「中央大街」の中心部にある本格ロシア料理店、「塔道斯西餐厅」です。ここのロシア料理のコースは本当に絶品で、お店もとても雰囲気がありました。

东方饺子王

続いては餃子です!中国の餃子というのは基本的にすべて「水餃子」を指します。地ビールのハルビンビールとおいしい水餃子を楽しみましょう!おすすめのお店はこちらも「中央大街」にある「东方饺子王」です。

いかがでしたでしょうか。ハルビンの氷祭りは来年の2月末まで開催されていますが、1月24日(金)-30日(木)は中国では春節と呼ばれる旧正月の長期休みとなります。この時期は観光客も格段に増えるので大混雑が予想されますので、注意が必要です。ハルビンの氷祭りは死ぬまでに絶対見ておきたいイベントの一つだと思います。アクセスは多少良くないですが、一度足を伸ばして魅惑の氷の世界に飛び込んでみませんか?

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ネコクマ
某総合商社の中国駐在員。日本ではあまり知られていない中国の絶景スポットや世界遺産を紹介していきます!カメラはソニーa7r3