トラベル

上海から30 分でタイムスリップ!世界遺産の宝庫・江蘇省・蘇州(Suzhou)の旅行記

皆さんこんにちは!ネコクマです。 私は、中国駐在員として某総合商社で働く傍ら、休日はソニーのa7r3を片手に中国の様々な都市をめぐっています。Seemyでは日本ではあまり知られていない中国の魅力を伝えていければと思います。

今回ご紹介するのは、上海からも日帰りで行ける中国の絶景スポット「蘇州」です。「蘇州」は上海の隣の江蘇省にあり、国内では非常に有名な観光スポットです。上海からはおよそ100km離れていますが、中国の高速鉄道を利用すると30分程度で到着します!今回は中国国内を旅行する際に欠かせない「高速鉄道」の利用方法もお伝えします!

上海から蘇州への道のり

上海から蘇州までの高速鉄道(高鉄)は「上海虹橋站」「上海站」から出発しており、乗車料金は35-40元程度で、滞在しているホテルから近いほうを利用しましょう。ここで中国の鉄道の簡単な概要をご説明します。日本にも「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」が存在するように、中国にも「高鉄」、「動車」、「快車」という種類が存在し、「高鉄」が最も早く、「快車」が最も遅いものです。では、以下のステップで購入してみましょう。

ステップ①:窓口でチケットを購入(中国居住者はネットアプリなどで事前に予約も可)

ステップ②:改札で身分証の提示+荷物検査

ステップ③:乗り場まで移動し、乗車時間まで待機

ステップ④:乗車!

ますはステップ①のチケット購入です。正直ここが一番難易度高いです。まずは駅に到着したら、「售票处」という文字を探して向かいましょう。大きな駅のチケット売り場は大概ごった返しているので筆者は大体ここでどっと疲れます。

窓口が複数あるので、必ず「售票」と書いてあるラインに並びましょう。「取票」と書いてあるラインはネット予約済の人が発券する窓口なので注意です。

続いて、中国語ができない場合は、以下の漢字をノートや携帯に打って従業員に見せましょう。英語は基本通じないことが多いので、これが無難です。中国では日本の漢字とは違い簡体字という漢字を使用していますが、日本の漢字のまま見せても大概通じます。

「上海➡蘇州」、最早的高鉄、二等○張

(日本語訳) 上海➡蘇州、最も早い(すぐに乗れる)高速鉄道、二等席○枚

これと同時にパスポートを窓口に提出しましょう。外国人の場合パスポートを携帯していなければ高速鉄道には乗れません。従業員が乗る列車の時刻と、値段を画面上で見せてくるので問題なければ現金で支払いましょう。クレジットカードは基本的に使えません。高速鉄道には座席にも商務(ビジネスクラス)、一等、二等とランクがありますが、二等席で全く問題ありません。

続いてステップ②ですが、購入したチケット持って、「进站口」と書いてある改札まで向かいましょう。外国人は自動改札を利用できないため、駅員のいる改札に行きましょう。チケットとパスポートを駅員に見せれば、場所を教えてくれるはずです。改札にいる駅員にパスポートとチケットを見せて、次は荷物検査です。X線の機械がおいてあるので、荷物を通しましょう。ペットボトルの水などがカバンにある場合は、駅員に引き留められることがありますが、一口飲んで見せれば通してくれます。(液体が危険物質でないことを証明。)

駅に入ったらステップ③です。チケットにはG○○○○と乗る列車の番号が書いてあり、大きな電光掲示板には乗り場の案内が表示されているので、その乗り場に向かいましょう。ちなみにGは高鉄(Gaotie/中国語で高鉄の意味)のGであり、「動車」の場合はD、「快車」の場合はKと記載されています。(厳密にはG,D,K以外もあります。)

最後はステップ④で、乗り場まで移動したら、乗車開始を待ちましょう。乗り場の電光掲示板に乗る予定の G○○○○とあって、隣に「正在检票/乗車開始の意味」という表示が出たら、乗り場の改札にもう一度チケットを通して乗車です。

蘇州の歴史と概要

前置きが長くなりましたが、ここで簡単に「蘇州」のご紹介をいたします。蘇州は現在も古き良き伝統建築や庭園、水路などが残る美しい水郷であり、蘇州市内に複数ある庭園は世界遺産にも登録されています。日本でもある程度の知名度はありますが、国内でも屈指の観光地であり、長期休みや週末には多くの人が訪れる場所です。魅力満点の蘇州ですが、今回は主に3か所の観光スポットをご紹介いたします!

蘇州の絶景スポット

蘇州を観光するうえで絶対に外せないのは以下の3か所です。

①山塘街
②拙政園
③留園

どれも蘇州市内に近く、1日あれば回りきれます。蘇州駅からタクシーに乗っても、すべて20-30元(300円-450円)程度で行けるので非常に便利です。①の山塘街に関しては、夜景も非常にきれいですので、日中は拙政園、留園を回り、夕方に山塘街を訪れるのもオススメです。

まずは①山塘街ですが、ここは風光明媚な水郷で、細かく張り巡らせてある水路が特徴です。ここでは水路を遊覧船で観光するツアーなどもあり人気を集めております。ここではご当地の美食などもたくさん販売しているので、観光しながら食べ歩くのも楽しいですね。小さな路地も多く、非常にノスタルジックな雰囲気があふれているエリアです。

続いては、世界遺産にも登録されている②拙政園です。ここは約500年前の明の時代に、官職を追放された役人が建造したもので、名前の由来も「拙いものが政治をつかさどる」という中国の古代の詩から来ており、造形が非常に美しい中国庭園です。チケットは2019年12月段階で、大人68元、学生35元となっており、窓口で購入する必要があります。購入の際にパスポートの提示を求められることもあり、クレカは使用できません。

最後は拙政園と合わせて中国四大名園にも選ばれている③留園です。ここも約500年前の明の時代に建造されたもので、清の時代の大改修を経て現在の姿となりました。

ここの特徴は奇石が多数配置されており、かつての園主がみな奇石を好んだことが理由です。

チケットは2019年12月段階で、大人45元、学生23元となっており、こちらも窓口で購入する必要があります。購入の際にパスポートの提示を求められることもあり、クレカは使用できません。

周辺のおすすめホテル

前回のコラムでもお伝えしましたが、中国ではすべてのホテルに外国人が宿泊できるわけではありません。今回も筆者が実際に宿泊したおすすめのホテルをご紹介します。もちろん蘇州には有名な外資系ホテルもたくさんありますが、筆者は中国っぽいホテルが好きなので、こちらを選びました。値段は多少張りますが、上記の山塘街にも近く、観光にも便利です。

「Floral Hotel · Royal Garden Suzhou」

いかがでしたでしょうか。蘇州は非常に美しい水郷と庭園がある絶対に行っておきたい観光スポットです。上海からは日帰りでも行けるので、中国を訪れた際にはぜひ行ってみてください!

ABOUT ME
アバター
ネコクマ
某総合商社の中国駐在員。日本ではあまり知られていない中国の絶景スポットや世界遺産を紹介していきます!カメラはソニーa7r3